2023年5月に来院された患者さんです。
55歳 男性
病院での診断
帯状疱疹後神経痛
顔面神経麻痺
これまでの経過
来院半年前に帯状疱疹を発症。
帯状疱疹は治ったが痛みが残り続け、帯状疱疹後神経痛とい診断されました。
顔面神経麻痺を伴い、口から水がこぼれやすい、口をすぼめることが難しいなどの症状も出ました。
帯状疱疹後神経痛としては、押すと痛む、じっとしてても痛む、表面が痛むなどがありました。
治療方針
半年間痛みが続いていた症状なので、時間がかかると判断。
最初は週2回の治療、痛みが減ってきたら週1回の治療を行うこと提案しました。
仕事にも支障が出ているとのことなので、週2の治療を了承してもらい治療を開始しました。
治療内容
顔面の神経が傷ついている部分に免疫や血行を促進する鍼治療を行いました。
3回目の治療後、痛みのレベルがかなり下がったとのこと。
4回目以降は痛みを取るのと同時に、顔面神経の麻痺の治療を行いました。
12回目の治療後は痛みがほとんどきにならなくなり、日常生活も普通に送れるようになりました。
たまに張りが出る時があるため、今はひと月に一回程度、来院されています。