坐骨神経痛の症例2

70代・女性

1か月前からお尻の付け根のあたりにチクチクとした痛みを感じると言われ来院。

週2回、フラダンスの教室に通っているが、坐骨神経痛が出てきてからはフラダンスにも支障が出ているとのこと。

踊りの最中に足の力が抜けたり、立っている状態でも足に痺れを感じてもいるようでした。

 

坐骨神経痛の場合はお尻の痛みが出ている部分への治療だけでなく、坐骨神経の経路(太腿や足の脛)への治療を行わなければなりません。特にこの方の場合は足への痺れが出ているので足への治療は必須と言えます。

 

~治療の手順~

ベッドにうつ伏せになってもらい、治療を行います。ふくらはぎから太腿で筋肉の硬い部分を探っていきます。その後、お尻の部分で押すと痛い場所、痺れが発生する場所を探っていきます。

坐骨神経痛を引き起こしている筋肉を見つけ出したらそこに鍼やお灸をしていきます。

ここまでで約45分程度をかけて治療を行います。

仕上げに足を動かしてもらったり、座ってみてもらい、坐骨神経痛が残っている部分を教えてもらい、鍼をします。

 

結果、3回の治療で痛みは完全になくなり痛みがまた出たら来院してもらうように案内して治療を終了しました。