頭痛について・2

今回は慢性頭痛についてです。慢性頭痛は大きく3つに分けられます。


1、偏頭痛(片頭痛)

2、緊張性頭痛

3、群発頭痛  

この3つです。


1の偏頭痛は生活に支障があるほどの頭痛が数時間から数日間続きます。「ズキンズキン」と痛むのが特徴で、嘔吐を伴うこともあります。

2の緊張性頭痛は肉体的、精神的なストレスによって起こります。頭を締め付けられるような痛みが特徴です。

3の群発頭痛は一定の期間に集中して起こります。患者数は少ないですがキリで刺されたような激痛が出ることが特徴です。


偏頭痛が起きる時、脳内の血管は直前にいったん縮んで、その後は通常より広がっていることが分かっています。また、この時にセロトニンというホルモンが関与していることも分かっています。

症状を起こさないようにするためには血管の収縮を起こさないようにすればいいのですが、いい薬はあまりないのが現状です。

なので、漢方薬や鍼灸治療などで体質を変えていくことが重要になってくるのです。

大分長く書いてしまったので続きはまた次回に持ち越しますね。次回は具体的な治療法等を書いていきます。