上野鍼灸院では、今までに多くの帯状疱疹後神経痛の患者さんの治療を行ってきました。
帯状疱疹を発症した直後の方から、発症して数年が経過している方まで幅広い患者さんが訪れます。
薬や注射の効き目が悪くても、的確なツボに鍼灸を行うことで治療が可能です。
帯状疱疹後神経痛の場合、発症してからの時間、年齢、持病の有無によって個人差がかなり出ます。
治療開始が早ければ早いほど、治療回数は少なくて済みます。
1週間に1度の治療ですと、少ない場合は5回程度、多い場合は10~15回程度かかります。
また、痛みが減り始めるのは平均で1〜3回目の治療後になります。
帯状疱疹後神経痛の治療は、痛みのある部分への血流を増やすことが大切です。
上野鍼灸院では、患者さんにあったツボを使い傷ついた神経への血流改善を促します。
神経への血流が増えることによって、傷ついた神経を治す作用が高まります。
また、帯状疱疹になること自体が、免疫力が下がり疲労が溜まっている証拠です。
患者さんの具合によっては体全体の疲労を取りながら、帯状疱疹後神経痛の治療を行う場合もあります。
鍼灸治療で痛みを抑えつつ、全体的な治療を行い、体の自然治癒力を高めていくのが大切です。
帯状疱疹後神経痛の治療は早ければ早いほど効果があり、治るまでの時間も短くなります。
帯状疱疹ウイルスが消えた後も、皮膚や体の中に痛みが残る症状です。
帯状疱疹ウイルスによって傷ついた神経の修復がうまくいかないことにより、痛みやしびれが残り続けます。
帯状疱疹は水疱瘡のウイルスによって引き起こされます。
水疱瘡は子供の時に発症して、1週間程度で治りますが、ウイルス自体は体の中にいます。
疲労や、自律神経の乱れ、ストレスや加齢によって体の免疫力が下がると、ウイルスが活動を始め、神経を伝わって痛みを伴う赤い発疹が出来ます。
病院での治療法方法としては、薬による治療や神経ブロック注射があります。
帯状疱疹は数日から10日間ほど神経痛のような痛みがあります。
ピリピリするような痛みが出ることが特徴です。
また、体に赤い発疹が出きます。
痛みと発疹が出る箇所は様々で、背中、お腹、腕、わきの下、顔、腰など色々な場所に出ます。
帯状疱疹の治療は抗ウイルス薬による治療が中心となりますが、重症の場合は入院による治療を行うこともあります。
帯状疱疹ウイルスが弱まった後でも一部の患者さんは痛みが残り続けます。
それが帯状疱疹後神経痛となります。
帯状疱疹後神経痛の傾向として、治療を始める時期が遅いほど痛みが強く出た
り、治るまでの時間が遅くなります。
ですので、帯状疱疹後神経痛になってしまったら早めに治療をお勧めしています。