坐骨神経痛の症例1

60代男性。若い時から坐骨神経痛を患っていたが、ここ1年ぐらい痛みがひどくなってきた。歩くのもつらくなってきたし、仕事もきついとのこと。お尻のあたりから腿の裏まで嫌な痛みがあるということで来院されました。

坐骨神経痛の場合、軽いものはお尻への治療のみで治ることもあります。しかし、この患者さんの坐骨神経痛はそこそこ重く何より、患ってからが長いです。

このような場合は、足のふくらはぎから治療を行っていきます。

具体的には、ふくらはぎ⇒太腿⇒臀部の順に診察を行っていきます。

筋肉に固い所がないか、皮膚が異常に緊張しているところはないか等、患者さんにも話を聞きながら行います。

30分程度かけて診察を済ませた後に、鍼を行いました。

この患者さんの場合はふくらはぎの中心、太腿の外側、坐骨神経を圧迫している臀部の筋肉(中殿筋、大殿筋)へ鍼をしました。

うつ伏せでの治療後、一度立ち上がって痛みがあるか確認してもらうと少し奥の方に痛みの芯のようなものがあるとのこと。

そこで、次に横向きになってもらい同じように筋肉が硬い所などを探っていき鍼をしました。

もう一度確認してもらうと、坐骨神経痛がなくなったとのことなので治療を終了しました。

 

次の日に痛みが半分くらい戻ることもあるので、痛みが残ってたら来院して下さいとお伝えしました。

 

1か月後、痛みは再発しなかったが、少しお尻の筋肉が突っ張ってきた気がするとのことで来院されました。