腰痛の症例2

60才・男性

年末に来院した患者さんです。

仕事の会議で長い時間座った後、立ち上がると腰が急に痛くなったとのこと。

立って動くのもつらく、座っても姿勢を変えられないほどの痛みが出ると言われていました。

典型的なぎっくり腰の症状です。

ぎっくり腰は何気ない動作で腰痛を発症することが非常に多いです。

 

来院された時はベッドに上がるのもやっとといった感じでした。何とかうつ伏せになってもらい、治療を開始しました。

足の方から診ていくと、太腿の裏に痛みを訴える部分が、またお尻の方の筋肉にも同じように痛みを訴える部分がありました。

痛みを訴える部分の中でも特に筋肉が硬くなっている部分を探し出して鍼をし、その後で腰にも治療を加えていきました。

一通りの治療が済んだところで起き上がってもらい、腰を動かしてもらった所、痛みは7割程なくなったとのこと。

 

治療のやりすぎも体によくないので、2日後に来院してもらうように案内して治療を終えました。

 

その後、合計で3回の治療で痛みが完全になくなったので治療を終えました。