膝痛の症例3

20代・男性(大学生)

スポーツ中の怪我により、前十字靭帯を損傷。損傷自体は治っているのですが、スポーツの練習後に膝痛が必ず出るとのこと。最近では日常生活でも膝痛が出てきていると訴ええて来院しました。

前十字靭帯を損傷すると周りの筋肉で膝をカバーしようとするため、膝に痛みが出る選手は多くいます。損傷が治った後も周りの筋肉は疲労をためて痛みが出やすい状態のままになってしまいます。

この患者さんの場合も膝の周りの筋肉(太腿やハムストリングス)がかなり疲労をため込んで膝痛が出やすい状態になっていました。

そこで、疲労を取るの同時に筋肉の硬さをとる治療を行いました。初回の治療で痛みはほぼ取れたのですが、スポーツ続けると痛みは必ず出る時があるので、痛みが出たら早めに来院するように案内しました。

膝の痛みはほとんどが周りの筋肉によるものなので、筋肉のこわばりをとって回復を早めてあげれば痛みは良くとれます。